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犬連れ旅 掲示板

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日本からEU圏(ドイツ)で猫と暮らした経験のある方 (〔海外〕犬と旅する・暮らす)

by ちびにん ⌂ @, 日本、東京, Saturday, June 25, 2016, 03:55 (368 days ago) @ コバヤシ

コバヤシさん、腎不全には慢性chronicと急性acuteがあることをご存知ですか?まだ3歳と若い猫ちゃんが急に腎臓障害を起こしたとしたら、それは急性腎障害Acute Kideny Injuryである可能性が非常に高いです。

AKI(ドイツ語ではAkutes Nierenversagen)は、慢性腎不全と違って、初期の段階で適切な処置が行えれば、一時的に傷ついた腎機能が完全に回復することもある病気です。ですから、気持ちをしっかり持ってください。飼い主のコバヤシさんに出来ることはたくさんありますし、やらなければなりません。

AKIには、特定の原因があります。ほとんどのAKIは、猫が腎毒性のある物質を摂取したり、接触することで起こります。その筆頭に上げられるのが、百合科の植物です。日本ではあまり注意喚起が行われていませんが、百合は少量の花粉ですら腎障害を引き起こすほど、猫にとっては危険な植物であり、そのことは欧州ではよく知られています(知らない獣医はヤブです)。

それから、不凍液による中毒からの急性腎障害も欧州や北米の寒い地域では頻発しています。

そして、非ステロイド系の消炎鎮痛薬NSAIDも急性腎障害を起こす原因物質として知られています。メタカム(成分メロキシカム)をドイツ人の獣医は気軽に使いますが、これは使用に非常に神経を使うべき薬です。まさか今の状態のコバヤシさんの猫ちゃんに処方するヤブはいないと思いますが、初診のとき、すなわち血液検査の前に処方された薬の中にメタカムのようなNSAIDはありませんでしたか?

今の病院では、どんな治療がされていますか?入院したということは、静脈点滴(24時間?)が行われていますよね?獣医さんから、疑われる原因や治療の方針を説明してもらいましたか?中毒物質との接触がないかどうか、聞かれましたか?もし、中毒物質との接触がなかったならば、腎臓結石や腎炎などの感染症がないかどうかの診断も行わなければなりませんが、必要な検査についての説明はありましたか?

外野の私がとやかく言うのはよくないとは思いますが、体調不良で明らかに弱っている猫に、わざわざ寄生虫駆除薬を塗布されたという点に、ちょっと不安を感じます。転院あるいはセカンドオピニオンを取りにいく場合に備えて、地元で本当に信頼されている腕のいい獣医のいる病院をさがしておく必要があるかも知れません。AKIは慢性腎不全CKDに移行する可能性も高く、そうなると長期の闘病を覚悟しなければなりませんから。

AKIについては、日本語で詳しく書いたサイトがあまりありません。詳しいサイトは英語になっちゃいますが、ここにはドイツ語のミラーサイトもあります。ドイツ人獣医とのコミュニケーションに役に立つと思うので、ぜひ、ご覧になってください。

英語
http://felinecrf.org/acute_kidney_injury.htm
ドイツ語
http://www.felinecrf.info/akute_niereninsuffizienz.htm

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